化粧品メーカー「資生堂」がYouTubeで公開しているWeb CMが反響を呼んでいます。かわいらしい女子高生たちの真の姿とは……。
担任教師らしき先生が教室のドアを開けると、そこに広がっているのはさながら秘密の花園。グレーのクラシカルな制服に身を包み、赤いリボンが胸元にゆれる。どこか気だるげで、繊細で、透明感のある女子高生たちが思い思いの時間を過ごしています。ガラスケースの中の青春という感じ。ほぅ……、なんだかいい香りがしそう……。
そして、窓際の席で文庫本を読んでいる美しい女子高生に焦点があたり、彼女が読んでいる本のページをよく見ると……「この教室に男子がいたの、気づいた?」。えっ!?
何を隠そう、この教室内の美少女全員が女装した男子だったのです。実は最初のシーンから伏線が張り巡らされていました。
この動画を視聴したネットユーザーからは「これはすごい」という賞賛の声とともに「最初の先生で、ん? と思ったけど、2番目の女の子の笑顔がかわいすぎたので全部ふっとんだ」「パーカーの子だけは信じてたのに……」との反応が。確かに序盤で薄々気が付いてしまった方も多いかもしれませんが、途中で「あ、やっぱり本当の女の子も混ざってるじゃん〜」と油断しますよね。これが資生堂さんの本気だ!
なお、舞台裏をおさめたメイキング映像も公開されており、どのような化粧品を用いて変身が行われていたのかを知ることができるので、コスメ選びの参考になりそうです。大勢のスタッフが男子たちを一から女装させるという企画において、おそらく撮影中は苦労も多かったでしょうが、なにより出演者のかっこいい男子たちがすごく楽しそうでほっこりします。
「誰でもカワイクしちゃいます」、そんなキャッチコピーで締めくくられる今回のWeb CM。お化粧はやっぱり魔法なんだ。
(高城歩)
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