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埼玉県川口市にある「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム」で、10月3日から企画展「あそぶ! ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け」が開催中です。世界初のビデオゲームと呼ばれる「テニス・フォー・ツー」や、商業ゲームとして初めて大成功をおさめた「ポン」など、ゲーム黎明期の作品を実際にプレイしながら、ゲームの歴史について学ぶことが可能。中にはかなり貴重な作品もあり、他では体験できないユニークな企画展となっています。
副題は「ステージ1:デジタルゲームの夜明け」。他のゲーム展と異なり、ビデオゲーム黎明期に絞った展示が特徴
20タイトル以上のレトロゲームが、プレイ可能な状態で展示されています
今回展示されているのは、1958年の「テニス・フォー・ツー」から、1982年の「ムーンパトロール」まで約25タイトル。1982年と言っても、日本ではまだファミコンすら発売されていなかった時代で、ゲームの歴史の中でも本当にごく初期に絞った内容となっています。その分、最初は点と線だけだったゲームにやがて色が付き、ヒトやクルマといったキャラクターが登場し、ゲームのバリエーションも増え……といった具合に、少しずつゲームが進化し、複雑化・多様化していく様子が分かりやすく展示されていました。
「世界初のビデオゲーム」と言われる「テニス・フォー・ツー」。オシロスコープを使った対戦型のテニスゲームでした
点と線だけですが、ちゃんとテニスっぽい動きを表現。もともとは展示用に作られた作品ですが、当時は大盛況だったそう
こちらも黎明期のゲームとして有名な「スペースウォー!」
ご存知「ポン」。商用ビデオゲームとしてはじめて大ヒットした作品です
もちろんこれも実際にプレイ可能
タイトーの「スピードレースデラックス」。ここでやっと日本のゲームが!
下から上へ進んでいくタイプのレースゲーム。実際遊ぶとかなりのスピード感
“幻の問題作”と言われている「デスレース」。実機での展示はかなり貴重!
アクセルとハンドルを使って、歩いているゾンビ(?)たちをひき殺していきます
1970年代終盤になると「ギャラクシアン」や「平安京エイリアン」など見慣れたゲームが一気に増えます
1980年代になると「ドンキーコング」や「クレイジークライマー」なども登場
また、企画には「スペースインベーダー」の西角友宏さん、「パックマン」の岩谷徹さんも協力。この2タイトルは特に大きく展示されており、貴重な開発資料やインタビュー映像なども見ることができました。
「スペースインベーダー」は特集コーナーで大きく展示
貴重な開発資料も
こちらは「パックマン」。見学に来ていた子供たちからは「これ知ってる!」という声も
久しぶりに遊ぶと難しい……
「パックマン」の開発資料。迷路の形が完成版と違う!
入場料は大人510円、子ども250円(常設展と共通)。一部整備中のものもありましたが、展示されているゲームはほぼすべて実際に遊ぶことが可能です。休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌平日)、開館時間は9時30分〜17時まで。
最初期のゲームとはどういうものだったのか、どういう過程を経て進化してきたのかを、実際に触りながら体験できる貴重な機会。今回の「ステージ1:デジタルゲームの夜明け」は2016年2月28日まで実施される予定です。
親子連れで遊びに来ている人も
デジタルゲームの歴史が一望できる年表
常設展では映画やテレビといった「映像」の歴史や、映像制作の背景などが展示されており、こちらも見ごたえ十分でした
- テニス・フォー・ツー(1958年/ブルックヘブン国立研究所)
- スペースウォー!(1962年/マサチューセッツ工科大学)
- コンピュータースペース(1971年/ナッチング・アソシエーツ)
- ポン(1972年/アタリ)
- スピードレースデラックス(1975年/タイトー)
- マンイーター(1975年/PSE)
- デスレース(1976年/エキシディ)
- ブレイクアウト(1976年/アタリ)
- スペースインベーダー(1978年/タイトー)
- ジービー(1978年/ナムコ)
- フットボール(1978年/アタリ)
- スターファイヤー(1978年/エキシディ)
- ギャラクシアン(1979年/ナムコ)
- 平安京エイリアン(1979年/電気音響)
- アステロイド(1979年/アタリ)
- パックマン(1980年/ナムコ)
- クレイジークライマー(1980年/日本物産)
- スクランブル(1981年/KONAMI)
- スペースフューリー(1981年/セガ・インタラクティブ)
- ドンキーコング(1981年/任天堂)
- ムーンパトロール(1982年/アイレム)など
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