「クロックタワー」「聖剣伝説」「超魔界村」……なつかしいあのゲームたちが、カタログになって戻ってきます。イギリスで発売予定のこのカタログは、スーパーファミコンで発売されたタイトルのボックスアート(パッケージイラスト)を集めた書籍で、中身はスーパーファミコン本体にはじまり、「スーパーボンバーマン」や「スーパードンキーコング」など250タイトル以上が収録されています。海外の本なのに、収録タイトルはなんとすべて日本版というこだわりようです。
企画したのは、Super Famicom Guy(@superfamicomguy)という異名を持つ、レトロゲームコレクターのスチュアート・ブレットさん。スコットランド人の彼は特に日本のスーパーファミコンのソフトがお気に入りで、日本のソフトを買ってきてはTwitterにコレクション写真を投稿するマニアぶり。それでカタログの収録タイトルが日本のスーパーファミコンソフトばっかりなんですね。
そんなスチュアート・ブレットさんですが、昨年任天堂ファンたちのイベントでこのカタログを製作することを宣言。ところが、パッケージアートやスーパーファミコン自体の著作権の関係から、一時は制作を断念せざるをえなくなったんだとか。
そんな中、イギリスの出版社ビットマップブック社が交渉役に名乗りを上げてくれたそうです。
本の編集には名だたるメンバーが参戦。任天堂公式マガジンやのスタッフはもちろん、Amiga Formatという著名なパソコン雑誌のスタッフや、プレイステーション公式マガジンのスタッフまで数多くのスタッフが勢ぞろいしているようです。
2016年の前半に発売予定ということ以外まだまだ判明していませんが、もし予約が開始されたら商品ページで告知されるようなので、欲しい方はこまめにチェックしておくのをおすすめします!
(大里ミチル)
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