謎の電子回路、ナスカの地上絵、くさび形の文字などが描かれたマスキングテープ「ナスカの電子回路」が登場しました。
こちらの鮮やかなグリーンのマスキングテープ。印刷会社のコスモテックが発表したもので、巧みな箔押し加工によって電子回路の雰囲気を見事に再現しています。ちなみに、シルバーとゴールドが箔部分で、それ以外は全て印刷です。
デザインを考案したのは小玉文さん。今年6月から構想を練り始め、実に4カ月を経て完成したそうです。その分、以下のようなバックストーリーも。
20xx年、地球は核の炎に包まれた!海は枯れ、地は裂け、全ての生物が死滅したかのように見えた。だが、人類は死滅していなかった!
瓦礫と化したかつての都市 「 TOKIO 」 で発掘された、1巻のマスキングテープ・・・ そこには、 謎の電子回路 ・ ナスカの地上絵 ・ くさび形文字などの図象が、失われた過去の技術で定着されていたのだった。
このオーパーツが、これからの人類にとってどのような意味をもたらすのか・・・。 炎の時は過ぎてしまったが、物語は語り継がれなければならない、永遠に。
なんだか映画みたいでカッコイイ! こちらのテープ、発表時点(10月9日)では小玉さんが社用グッズとして使用する予定だったのですが、コスモテックのスタッフがTwitterに「3000RTくらいしたら本気で商品化を考える」などと投稿したところ、たちまち5000RTを達成。10月13日には企画書を提出したそうで、商品化へ向けて動き出しています。是非、実現してほしいですね。
(高橋史彦)
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