おばあちゃんの家の戸棚に入っていそうなお茶菓子の1つ、鈴カステラ。そんな鈴カステラがとってもキュートなカワウソに大変身してしまうというツイートが先ごろ話題になっていた。
昨年あたりからたびたび話題になっているようで、まとめも作られている。
鈴カステラの形とカワウソの輪郭が似ているなんて今まで気付かなかった。顔を書くだけでこんなにかわいい“鈴カワウソ”になるとは! 絵心がない筆者でもできるかどうか若干不安ではあったが試してみた。
材料は鈴カステラとチョコペンのみ。
チョコペンが固い場合、40度くらいのぬるま湯をカップに入れ、そこにチョコペンをつけて溶かすと描きやすくなる。いい感じに柔らかくなったところで、ネット上の鈴カワウソの画像を参考に顔を描いてみた。鈴カステラの上部の茶色い部分と下の白い部分の境目に口を描き、その上に鼻、続いて目と耳を描いてみる。ところが、チョコが柔らか過ぎてなかなか思うようなラインにならず垂れてしまう。2つ3つと描いていくうちにだんだんチョコがちょうどいい固さになり、かわいらしく仕上がった。
しかし、時間が経つにつれ、今度はチョコが固くなってカステラにチョコが付着しにくくなるので、時おりぬるま湯につけてチョコを溶かしつつ進めていく。カワウソの顔を描くのに慣れてきたら、今度はリスに挑戦してみた。額を逆三角形に塗りつぶして模様を描き、目と鼻を描けばリスの完成! チョコの溶け具合のコツをつかめば、1つ描くのにかかる時間は2分ほど。
さらに応用し、にっこりと大きな口で笑っているクマさん風の生き物や、メガネをかけたクマさん風の生き物も描いてみた。
後半、鈴カステラの形がカレーパンマンの形に似ていることに気付き、カレーパンマンの顔も描こうとしたのだが、ちょうどチョコペンが切れてしまって挑戦できず……。意外と鈴カステラに輪郭が似ている動物やキャラは多いのかもしれない。
今回は茶色いチョコペンのみを使ったが、白やピンクのチョコペンを使ってリボンやほっぺたを描くと、さらにかわいさがアップしそうだ。鈴カワウソがお茶請けで出てきたら、お客さんが頬をゆるめること間違いなし! 手軽にできるので、今年のハロウィンのお菓子として試してみてはいかがだろうか。
(姫野ケイ)
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