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 ゲームがゲームであるための根っことも言える「ゲーム性」。曖昧で定義の難しい言葉ではありますが、あえてこのゲーム性を排除したゲームを展示する個展「悲しいゲーム」が開催されます。

 場所はTakashi Somemiya Gallery(東京都文京区)。期間は10月17日から11月21日まで。料金は無料です。


画像 遊べる気がまったくしない極限状況

 プログラムの作成、基盤のハンダ付けまですべて手作業で行い、古いゲームを題材に表現活動を行う奥田栄希氏のゲーム作品を主に展示。カセットがちゃんと挿さってないときなどに現れるめちゃくちゃな画面のゲーム、地面が無くひとつしかないブロックの上にキャラクターがいるゲームなどが展示されます。

 「生と死や、無限を想起させる」ほどの"悲しい"ゲーム内容になっており、プレイヤーはその世界で「ただ不毛な行為を経験」することになるそう。普通のゲームのような楽しみ方は期待できませんが、逆にやってみたい……!


画像 何が起きてるのかまったく分からないゲーム画面

画像 敵キャラは、ちゃんと出てくるのかな……

マッハ・キショ松


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