ニコニコ動画で公開された「時速330kmの豪速球が飛び出す野球盤を作ってみた【fabcross】」が、超難易度過ぎると人気になっています。モーターでタイヤを回転させ、その勢いで球を弾き出すことで時速330キロという新幹線レベルのスピードを実現したそうです。
さすがに速すぎて、球がまったく見えません。キャッチャー代わりに置かれたジェルシートには球がめり込み、周囲の守備人形は衝撃で吹っ飛んでいます。投球の衝撃で人が吹っ飛ぶなんて、漫画でも見たことがありません。
制作中は、回転が速すぎてタイヤのゴムが吹き飛んだりといった事故もあったそうです。球の威力通り、なかなか危険な工作だったもよう。
この改造野球盤、DIYの展覧会「Maker Faire Tokyo 2015」に出展したそうなのですが、見事に三振の山を築いたそうです。まあ、そりゃそうですよね。新幹線レベルのスピードで飛ぶ小さな球なんて、人間の目で捉えられるわけがありません。
ちなみに、制作過程や展覧会での詳細がfabcrossにて漫画で公開されているのですが、バントすら球が後ろに弾かれてしまうため通じないそうです。ダメだ、これは人類では勝ち目がない。しかし、ぜひ1度は挑戦してみたいものです。
(コンタケ)
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