以下の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1509/25/news143.htmlより取得しました。


 App Storeで配信されていたアプリの一部に悪意のあるマルウェアが混入していた件(関連記事)で、Appleは9月24日、特に影響が大きいとみられる25本の「感染アプリ」リストを公開しました

 公開されたリストには、人気のメッセージングアプリ「WeChat」や、地図アプリ「Gaode Map」などの名前も。また「Angry Bird 2」や、「One Piece - Embark」「Heroes of Order & Chaos」などのゲームアプリも多く含まれていました(日本でリリースされているタイトルもありますが、感染していたのは大半が中国版)。これらのアプリを使用している場合、ユーザーのパスワードや個人情報などが抜き取られるなどの危険性があるとのことです。

 公開された25本のアプリは以下のとおり。


画像


 今回の手口では、マルウェアは「XcodeGhost」という開発ツールを通じて混入。「XcodeGhost」はアップル純正の開発ツール「Xcode」を不正に改ざんしたもので、中国では不正ツールと気付かずに使っていた開発者が多く、被害の拡大につながりました。あるセキュリティ企業の指摘では、マルウェアに感染したアプリの数は1000を超えるとも言われています。

 Appleは現在、これらのアプリをストアから削除するなど対応中。修正が済んだアプリについては、速やかにアップデートを行うようユーザーに呼びかけています。


画像 中国のセキュリティ企業・Qihoo360による混入アプリのリスト(一部)

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