花や蝶などの表紙でおなじみのジャポニカ学習帳が、新たに「日本の伝統文化シリーズ」をスタートし、歌舞伎をテーマにした第1弾を発売します。自然物以外のテーマを採用するのは37年ぶり。
ジャポニカ学習帳は1978年から「世界特写シリーズ」をスタート。熱帯アジア編やオーストラリア編、現在のアフリカ編など、世界中の自然物をテーマに採用してきました。
「日本の伝統文化シリーズ」の第1弾では、最初・中とじ・最後の3カ所に「歌舞伎ってそもそもどんなもの?」「歌舞伎の代表的な演目」といった学習ページを挿入。歌舞伎座・劇場などを運営する松竹が監修しています。2008年に改訂された小学校の新学習指導要領で、教育の目標に「伝統と文化の尊重」が追加されたことに対応し、日本文化への好奇心を持つきっかけ作りをサポートする狙いがあるとしています。
12月中旬発売で、価格はB5・5ミリ方眼(1種類)が300円(税別)、A6・白無地(2種類)が200円(税別)です。
(笹原新之介)
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