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 台風18号は温帯低気圧に変わりましたが、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んでいます。10日木曜も、関東から東北にかけて大雨に警戒を。また、日本の東では台風17号が北上中。北海道に接近するおそれが出てきました。

台風18号 低気圧に変わっても 大雨に警戒

 台風18号は9日午後9時に温帯低気圧に変わりました。しかし、関東甲信や東北地方を中心に、引き続き湿った空気が流れ込む見込みです。

 関東甲信から東北地方では、10日木曜も広い範囲で雨が降り、局地的にカミナリを伴って激しい雨が降るでしょう。傘をさしても濡れるような雨で、道路が川のようになることもあります。関東南部は午前中を中心に、関東北部や東北は午後も、雨の降り方に注意してください。

 また、雨が長引いていることによって、地盤の緩んでいる所があります。土砂災害の危険性が高まっているため、厳重な警戒が必要です。

土砂災害「前兆現象」とは?

 土砂災害には「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の種類があり、これらが発生する時には、何らかの前兆現象が現れることがあります。たとえば……

【がけ崩れ】

【地すべり】

【土石流】

 このような前兆現象に気づいたら、周囲の人にも伝えて、いち早く安全な場所に避難しましょう。

台風17号 北海道に接近のおそれ

 一方、日本の東では台風17号が北上しています。

 台風17号はハワイ近海で「ハリケーン」として生まれたものが、日付変更線をこえて「台風」となり、日本付近に接近してきたものです。台風17号は今後、日本の東を北上する見込み。11日金曜には北海道に接近するおそれが出てきました。

 北海道地方では、台風の北上に伴い、波が次第に高くなる見込みです。また、11日金曜は広く荒れた天気となり、大雨となるおそれがあります。今後は、台風17号の情報にも十分注意してください。

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