グッズ販売などを手掛けるTRINITY Fine-Art's Designが、自社のスマホスタンドのデザインを盗作された可能性があると指摘した問題で、同社がこのほど「事態の収束」を発表しました。
同社は8月29日のブログエントリー(現在は削除)で、商品を提案したものの「金額が折り合わない」として破断となったスマホスタンドにそっくりの商品が、提案先の企業から発売されたと主張。同社は提案先を明かしていませんでしたが、商品写真からアールジュネス(アールビバン運営のイラストレーター情報サイト)が主催するイベント「神絵祭」のグッズであることが判明し、アールジュネスが該当商品の受注を中断する騒動となっていました。
TRINITYは9月1日に公開したブログで、相手方責任者との話し合いの結果を説明。その内容によると、相手方は該当商品を、TRINITYの提案もふくめた既存製品から「イメージをふくらませた」商品ととらえており、権利侵害はないという認識ながら、指摘を受けて当該商品は販売中止とするそうです。
ブログでは、「賛否両論かとは思いますが、私達はここを事態の着地点として納得することと致しました」と事態の集結を宣言。「不特定多数の目に晒されるSNS、及びブログでの記事公開をいきなり行い、多数の方々の不安を煽り、ご心配、ご迷惑をお掛けしましたことをお詫びさせて頂きます」ともコメントしています。
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