東京都がこのほど作成した防災ブック「東京防災」をご存じですか? 首都直下地震等の災害に対する備えが万全となるよう、日ごろの備えや発災時の対処法などを分かりやすくまとめた本です。都内各家庭に9月1日から順次配布されている一方で、Web上でも内容が公開されており、ネットユーザーの間で「内容がガチ」「役に立つなあ」「どこに住んでても見て損はない」といった反響が広がっています。
東京の地域特性や都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮して防災情報がまとめられているのですが、住む場所にかかわらず役に立つ情報も多く掲載されています。また、イラストを多用して分かりやすく情報がまとめられているのも特徴的。シンプルな絵柄で見やすい一方で、震災時の危険性がしっかりと伝わってくるように描かれており、こうした点もネットで好評のようです。
本の内容は大まかに、
で構成されており、冊子全てを合わせると約300ページというボリュームです。発災時にどう身を守るかといった情報はもちろん、大震災発生後の物資の少ない状況の中でどう生活するかといったサバイバル知識も紹介されています。かわぐちかいじさん作の漫画まで掲載するなど、幅広い市民に興味を持ってもらおうという制作者の姿勢が感じられますね。
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