羽田空港内「ディスカバリーミュージアム」の第19回企画展「徳川ミュージアム所蔵品精選 TOKUGAWA IEYASU 天下泰平の軌跡」で名刀「燭台切光忠」が公開されます。
「燭台切光忠」は、伊達政宗が罪のあった近臣を燭台ごと切ったという由来をもつ名刀。水戸徳川家2代光圀(みつくに)が伊達政宗から譲り受け、大切に保管されていましたが、大正12年の関東大震災で被災。その際に火事の高熱で溶けた金色のはばきが黒い刀身に付着している状態です。昨今では、人気ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場し、注目を集めています。
企画展は前期(10月10日〜11月10日)、後期(11月12日〜12月13日)で展示品の入れ替えを行いますが、「燭台切光忠」は通期展示されるとのこと。入場料は無料となっています。
なお、茨城県水戸市の「徳川ミュージアム」では9月23日まで期間を延長して「燭台切光忠」を公開中です。
会場 :羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム 東京都大田区羽田空港3-4-2 第2旅客ターミナル3階
会期:
前期 2015年10月10日〜11月10日
後期 2015年11月12日〜12月13日
開館時間:午前11時(土日祝10時)〜18時30分(最終入場18時)
(高城歩)
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