インドネシア・西パプアのオインソク川で発見された新種のザリガニの学名が「スノーデン(Cherax snowden)」に決定しました。
ミナミザリガニ科である「スノーデン(Cherax snowden)」は、その深いブルーと鮮やかなオレンジの色彩から、観賞用として「orange tip」や「green orange tip」という名称でアメリカ、ヨーロッパ、東アジアに輸出されています。
この度の命名は、ザリガニを発見したドイツの生物学者クリスチャン・ルークハウプさんが、元NSA(National Security Agency:国家安全保障局)のエドワード・スノーデンさんの内部告発を讃えた命名とのこと。
新種のザリガニとエドワード・スノーデンさんの間に特別な関連性はない様子ですが、発見者の研究報告書はスノーデンさんを「米国の自由の戦士」と支持する内容で、「正義と自由を守る偉大な功績により栄誉が与えられた」などと記載されています。
(高城歩)
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