8月15日20時過ぎ、突如「安全地帯」がTwitterのトレンドにあがりました。道路標識ではなく、バンドの方です。
実はこの日、北海道で行われた音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO」にて安全地帯がライブを行ったのですが、そのライブアクトを見た人々が「伝説を見た」「予想を超えた」などとつぶやいていました。いったいどういうことなの……。
夏フェスはたくさんのアーティストが出演する長丁場のイベントである為、アーティストごとに持ち時間が細かく決まっています。通常は持ち時間の最初からアーティスト本人が登場し、自分の持ち歌をたくさん歌って時間をめいっぱい使います。しかし、安全地帯は一般の人々の予想を超えたステージングだったというのです。
その内容は、DJが登場してダンサーが踊り10分強アーティスト本人が登場しない→ようやく登場したと思ったら2曲だけ歌って終わり→と思ったらアンコールで弾き語り(フェスの場合、通常トリ以外はアンコールなし)→持ち時間10分程度余らせて終了というもの。ちなみに、ダンサーとして踊っていたのは、玉置浩二さんの奥様である青田典子さんが所属していたセクシー系グループC.C.ガールズだったというところも驚きの一つでもあったようです。
実際に見た人は、「衝撃的過ぎて起きることができない」「歴史に残るアクトでは」との感想をつぶやいています。
安全地帯は、「ライブにちゃんと来てくれるだけでもすごい」と言われるアーティストで、ファンの間では、「フェスだからあえてこのようなステージングをしているのでは」との話も出ていました。普通ならば、曲数が少なくて予想を超えたステージングにがっかりする人が多いと思うのですが、なぜか今回の安全地帯の場合、「面白かった」「世俗的な概念を超えた」など、比較的好意的な感想を持つ人が多かったのが印象的です。コレがフェスが持つ力なのか……!
(あまにょん)
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