コンビニで「お客様は神様だろぅ!?」と怒った客に対し、「神は死んだ」と淡々と返す大型新人店員。仏教学部に通うコンビニ店員の風変わりな接客を描いたマンガ「ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜」(原作:松駒・作画:ハシモト)の、実写ドラマ化が決定しました。
2012年から松駒さん(@matsu_koma)がツイートし続けたコンビニ夜勤の日常が話題となり、2013年から「月刊コミックジーン」(KADOKAWA)でマンガの連載がスタート。大型新人の“ニーチェ先生”こと仁井智慧がバイト中に見せる、ゆとり世代ならぬ“さとり世代”と言うべき接客の日々をつづった作品です。アダ名をつけている客はいるか尋ねたら「松駒さんはラインで延々と流れて来る量産品の一つ一つに愛称をつけてるんですか?」と返すなど、いちいち合理的過ぎる彼の言動が笑いと共感を誘います。
ドラマ化について松駒さんは「コンビニでの日常を綴った呟きが業務日誌にまとめられ、反響を受けて漫画になり、それを原作としたドラマが始まる。一周回って斜め上に硬着陸した心地です」とツイート。キャストやスタッフ、放送局や放送時期など詳細は、8月27に発売される第4巻で発表される予定です。
(黒木貴啓)
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