鹿児島実業高校男子新体操部がまたしても魅せてくれました。今年のインターハイにて披露した演技「妖怪ウォッチ」がキレッキレです!
鹿児島実業といえば、これまでにもきゃりーぱみゅぱみゅさんやゴールデンボンバー、アニメ「進撃の巨人」の楽曲を使用したユーモアに富んだキレッキレな演技で話題になりましたが、今年の構成テーマに選ばれたのは「妖怪ウォッチ」。
おなじみの「ようかい体操第一」や「アイドルはウーニャニャの件」などにあわせて華麗な技を次々と決めていきます。コミカルで遊び心にあふれている一方で、決めるところはきっちり決めていく堂々とした姿がとても爽快。会場は選手たちに手拍子を送りながら大盛り上がり。新体操ってこんなに面白かったのか! と衝撃を受けること間違いなしです。
男子新体操はやはり一般的には「マイナースポーツ」というイメージを抱かれているようで、競技人口の少なさやや普及の観点から、2008年をもって国体からも除名されているのだとか。エンターテインメント性のある鹿児島実業の演技は新体操に親しみを覚えるきっかけになるのではないでしょうか。そして、彼らの演技や構成の全てが“新体操”にかける情熱と努力に裏打ちされたものであるという実感に、誰しもが心が動かされるはず。
ちなみに今年、鹿児島実業高校新体操部はインターハイ19位。順位を競うだけではなく、見る側をワクワクさせることを大切にしている姿勢をぜひ貫いてほしいものです。
(高城歩)
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