バーチャルリアリティ(VR)用ヘッドセット「Oculus Rift」の開発元Oculus VRの創業者であるパルマー・ラッキーさんの写真を素材に、なぜか全世界でクソコラ祭りが盛り上がっています。どうしてこんなことに……!
全ての発端はニュース誌「TIME」の最新号でバーチャルリアリティが特集され、その表紙をパルマーさんが飾ったこと。天高く軽やかに飛び立つかのごとく両手をひろげた謎のポージングをみせるパルマーさんと美しいビーチという見事なコントラスト、そして強烈な違和感! 海辺はパルマーさんがOculus Riftを通して見ているVR世界のイメージ映像なのでしょうか。この時点ですでに雑コラ感があります。
これに対してアメリカのネットメディア「Dailydot」がTwitterにパルマーさんのコラ素材を投稿。投下された素材に海外の俺たちが続々と反応し、ついにクソコラ祭りが開幕したのでした。それは約束されし確かな未来だったのかもしれません。
愛のこもったコラが続々と投稿されるなか、かつて話題となった「艦隊これくしょん」の赤城さんが海面を滑走する場面を使った画像(関連記事)を見たパルマーさんが投稿者に「これ一番好き」とリプライを送るというサプライズが。いたく気に入ったのか、現在では自身のFacebookのプロフィール画像に自分がネタになったクソコラを使用しています。マジですか。いいんですか。
「TIME」誌の表紙を飾ったことで、クソコラの素材になってしまったという今回の一連の流れ。しかしその事態を怒るわけでも悲しむわけでもなく、むしろ投稿者とともに楽しんでいる姿勢には、いい意味で常識にとらわれず、新しいアイデアを生み出すクリエイティブな人間性が感じられます。懐が深い人だ。すごいよ、パルマーさん……!
(高城歩)
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