他人のツイートを無断でコピーして、自分のものとして投稿する「パクツイ」。この「パクツイ」問題について、Twitterがようやく対策に乗り出したかもしれない――と話題になっています。
きっかけは海外ニュースサイト「The Verge」の記事。記事によると、自身のツイートが盗用されていることに気づいたあるユーザーがTwitter社に報告したところ、パクツイとみられるツイートが「このツイートは著作権者からの申し立てにより一時保留されています」というメッセージに置き換えられたとのこと。その後も、同じように凍結されたとみられるツイートが複数見つかったため、「パクツイ対策に乗り出した」と話題になったようです。
ただ、Twitter内を検索してみると、同様の凍結メッセージは2012年以前にも見つかっています。どうやら必ずしも、最近になって対策に乗り出したというわけでもないもよう。
Twitter Japanに問い合わせてみると、個別の案件についてはTwitterの方針で詳しく回答できないとしつつも、「Twitterの規約の『著作権ポリシー』にもあるとおり、自身のコンテンツが著作権を侵害する手法でコピーされたと判断された場合には、連絡いただければできる限り対処する方針です」とのことでした。
こうした対応がいつごろから始まったものなのかなど、詳細については結局のところ不明ですが、少なくとも自分のツイートが盗用されていた場合には、Twitterに報告すれば可能なかぎり対処してもらえるとみてよさそうです。パクツイなど著作権侵害の報告はTwitterのヘルプセンター内から行うことが可能です。
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