韓国では最近、10〜20代の若者たちの間で「声の整形」が流行しているそうです。
公共放送局「KBS」が28日付けで報じたところによると、これは声帯の筋肉にボトックスを注射し、高音を出す筋肉の一部を麻痺させることで低めの声を作りだすもの。
元々は発声障がいを持つ人のための手術でしたが、数年前からソウル・江南の富裕層が行うようになり、現在は歌手やアナウンサー志望、面接を控えた就活生などの若者がよく施術を受けているそうです。
ただし、手術で得た声を維持するためには、1・2カ月ごとに注射する必要があり、手術によって声帯全体が麻痺したり、損傷する危険性も。KBSではこうした副作用が少なくないとする専門家の警鐘もあわせて紹介しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.