2015年7月18〜19日にかけて行われた「ニコニコ23.5時間テレビ」における企画の一環として、都内某体育館にて「ドローン大運動会 〜ポキリモアルヨ〜」が開催されました。赤組、白組に分かれた対抗戦で「むかで競争」「玉入れ合戦」「借り物競争」「障害物競争」「綱引き」「騎馬戦」「リレー」といった種目にドローンたちが挑む、大掛かりなドローンイベント。あのドクター中松氏も「校長先生」としてかけつけました!
赤組、白組で各50機、総勢100機のドローンが入り乱れ、その性能と技を競うイベントは日本国内では初の試み。カメラによる空撮や、ホバリング、繊細な操作を要する障害物コースなど「これぞドローン!」といった技巧が数多く披露されましたよ。
当日の解説をつとめた、日本ドローンレース協会の代表理事、黒田潤一さんによれば、今後は日本国内でもドローンレース競技イベントの開催予定があるのだそう。今回のドローン大運動会についても「最近はドローンについてネガティブなニュースが見受けられますが、今回の運動会のように競技として見せることでドローンのイメージを良くしていきたいですよね」と、手応えを感じていた様子でした。
「ドローン大運動会の企画は、もともとドワンゴ会長の川上がやりたいと言ってスタートしたんですよ」と話してくれたのは、運営を手がけたドワンゴの根本洋さん。「あくまで今回の主役はドローン。ドローンを擬人化し、運動会に参加する子どもたちに見立てることで、明るく分かりやすくドローンを紹介できたらいいな、と」――という狙いもあったといいます。また、ドワンゴ社内でもドローンに詳しいという川合亮輔さんは「今後はニコニコでドローンを使ったスポーツの中継なども放送していきたい」とコメントしており、今後の展開にも大いに期待できそうです。
(ワタナベダイスケ)
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