楽天市場は6月17日、1日限りのイベント「楽天市場 ご当地カレー食堂」を開催。オリジナルの「ご当地カレー百景」を公開しました。
いまや全国で2000種類以上あるというご当地レトルトカレーを使って、料理研究家の渡邊未央さんが考案したご当地カレー百景は5種類。(1)北海道・東北エリア(2)北陸・甲信越・関東・東海エリア(3)近畿・関西エリア(4)中国・四国エリア(5)九州・沖縄エリア とエリアごとのご当地カレーを使い、それぞれのエリアを表現した一皿になっています。
どれもこれもやり過ぎ感満載ですが(褒めてます)、中でももっとも迫力があったのが、北陸・甲信越・関東・東海エリアの「富士山カレー」。1.5キログラムのごはんと、1つ864円(税込)もする「山梨赤ワインカレー」を2箱も使って富士山を表現した巨大カレーです。
富士山カレーのみ、渡邊さんによる調理実演がありました。
富士山といえば、静岡県民も山梨県民も「おらが県のもの」と譲らないもの。渡邊さんいわく「静岡の方にも山梨の方にも納得していただけるように、ブロッコリーで(静岡県の)茶畑を、柴漬けと福神漬け、ガリでできた花畑で(山梨県から見たときの)芝桜を表現しています」とのことですが、どう見ても作る工程は山梨側のほうが手間がかかっていました。
今回のご当地カレー百景で使われているレトルトカレーはすべて、500種類以上のご当地レトルトカレーを扱う「地カレー家」で購入できるもの。
地元のご当地カレーを買って、創意工夫を懲らせば、ご家庭でもご当地カレー百景が再現できるかも。でも料理の上手さとは違う器用さが求められるかも……と思ったイベントでした。
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