ローソンは1号店オープンから40周年を記念し、店舗スタッフ用ユニフォームを改新することを発表した。2016年春夏(2016年3月からを予定)から、全国の店舗で一斉に変更する。なお地域によって気候が異なるため、変更時期は統一されていない。
新ユニフォーム(6代目)のコンセプトは「性別・年代・国籍を問わず、誰にでも似合うデザイン性」。これまでに比べブルーが濃く少し落ち着いた雰囲気で、店舗スタッフの声を反映し襟の高さやポケットの位置など機能性も重視したデザインとなっている。
一方、これまでの制服になじみ深い一部ファンからは「ポケットが別生地デザインっておしゃれすぎだろ!」「なんだかパリッとしていて俺の知ってるやつじゃねぇえええ……!」「ピンクのフロントジッパーが見られなくなると思うと悲しい。イベント出展時のコンパニオン衣装や、アニメキャラコラボ時の衣装はどうなってしまうんだろう」といった嘆きの声も寄せられている。
1号店の「ローソン桜塚店」(大阪府豊中市)および首都圏エリアの直営店舗20店舗では、一斉変更に先駆け6月14日から先行導入される予定。
なお、ローソンのスタッフ用ユニフォームの歴史はオープン当初の1975年までさかのぼる。初代ユニフォームは、デリカテッセンコーナーを併設していたため衛生面から紙キャップを着用。1979年からは店舗デザインの一新に合わせてローソンのマークを前面にプリントしたデザインに。1991年からの3代目ユニフォームから青と白のストライプを強調したデザインとなり、2003年(4代目ユニフォーム)からユニフォームをICチップで管理。そして今おなじみの5代目ユニフォームは2009年から着用されているもので、「元気」をコンセプトに異なる幅のストライプを組み合わせたデザインとなっている。
(太田智美)
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