サントリー食品インターナショナルは5月25日、日本たばこ産業(JT)から「Roots」「桃の天然水」ブランドを取得する基本合意書を締結した。
JTは2月に飲料事業からの撤退を発表(関連記事)。人気商品「Roots」「桃の天然水」の行方を心配する声がネットで多く上がっていた。同社は当時「これからさまざまな可能性を検討していく」としていた。
サントリーは近年需要が拡大しているボトル缶コーヒーに強みを持つ「Roots」、ニアウォーター市場のパイオニア「桃の天然水」の取得で商品ラインアップを拡充するとしている。
また同社は自動販売機を扱うJT子会社の株式なども取得する。「Roots」「桃の天然水」ブランドと合わせて、取得額は約1500億円。
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