基本的に「中の人などいない」ことになっているのがマスコット界の常識ですが、オーストリアのサッカーチームでマスコットの中の人が泥酔し、ファンやテレビカメラが見守る中で思いっきり頭を外してしまう事案が発生しました。
とんでもない正体が明らかになってしまったのは、オーストラリア・ウィーンのマスコット「スーパーレオ」。試合終了後、やたらと派手な格好をしたおっさんがピッチに迷い込んできたと思ったら、なんとそれは自分の生首を小脇に抱えて変わり果てた姿となったスーパーレオでした。実はスーパーレオの中の人はこの日が42歳の誕生日で、試合前にお祝いとしてお酒を飲んだら酔っぱらいすぎてしまったのだそう。試合中はなんとかパフォーマンスをこなしたものの、着ぐるみの熱さや息苦しさもあって最後にとうとうギブアップ。「こんなもんつけてられるか!」となりふり構わず頭を外し、そのままピッチの上に倒れ込んでしまいました。
「マスコットなのに何やってんだ!」と駆け寄ってきたスタッフに抱き起こされても、完全にフラフラで1人で立っていられないスーパーレオ。マスコット界の常識を悪い意味で覆す珍事に、サポーターからもブーイングと爆笑の拍手の両方が起こっていました。
(たろちん)
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