老舗同人誌印刷所「緑陽社」の社長・武川優さんが、Twitterで不適切発言をツイートし批判が殺到、当該ツイートを削除して謝罪しました。武川さんは5月3日・5月4日に開催された女性向け同人誌即売会に企業側として参加していましたが、その際会場内の女性の容姿や服装について「隙がある」「着るものに気を遣ったほうがいい」といった趣旨の発言をTwitterに投稿していました。
武川さんのツイートには批判が集まり、5月4日の午後2時ごろに武川さんは当該ツイートを削除。「この度は、私のツイッター上の発言においてご不快に思われる表現がありましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
緑陽社は品質の高さや対応の丁寧さに定評のある同人誌印刷所で、印刷料金は比較的高めながら女性向けから男性向けまで利用者に支持されていました。同人誌の特殊装丁の加工技術にも定評があり、装丁にこだわりのある同人作家からよく名前が挙がる印刷所でもあります。今回の発言を受けて、使用者からは批判とともに「残念だ」「ショック」といった悲しみの声も挙がっています。
(青柳美帆子)
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