「教科書はソードアート・オンライン」――愛知教育大学で今年も人気ライトノベルを題材にした授業が開催されます。担当教員は広瀬正浩さん。
広瀬さんは、日本文学(近現代)・ポピュラー音楽の専門家。愛教大や椙山女学園大学などで教鞭をとっており、愛教大では以前から1・2年生向けに「ソードアート・オンライン」の授業を行っています。シラバスによると、目標は「現代の日本文学を代表する作家・作品を取り上げ、その作品の表現や物語内容等を分析する技能を身につける」こと。具体的には「デジタル社会と身体」「ラブコメの構造」「世界認識の方法」などを扱うそうです。さすが大学!
教科書にはちゃんと「ソードアート・オンライン」第1巻(川原礫、電撃文庫)を指定しているため、Twitterでは同書が教科書コーナーに陳列されている写真が注目を集めていました。ちなみに、去年も同じ現象が起こっています。
なお、広瀬さんは時々ブログで大学の様子を報告しており、そこには「矢澤にこに突っ込む兵長に、恭介が突っ込む」「彼女たちとのやりとりから、リヴァイのファンとラブライバーが、新入生の中に一定数いることが分かりました」など興味深い記述もあります。
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