ソニー・コンピュータエンタテインメントは3月11日、「PlayStation Mobile(PSM)」向けコンテンツの配信を7月15日で終了すると発表しました。また、アプリ内で購入できる追加コンテンツの配信や、購入済みコンテンツの再ダウンロードも9月10日で終了となります。
「PlayStation Mobile」は、スマートフォンやタブレット端末などで動作する新しいPlayStationプラットフォーム規格として同社が打ち立てていたもの(当初はPlayStation Suiteという名前でスタート)。誰でもソフトウェアを開発できるオープンな開発環境などがウリでしたが、2014年8月にはAndroid OSへの対応サポートを打ち切り、今後はPlayStation VitaやPlayStation Vita TV向けコンテンツの製作支援に注力すると発表していました。
すでに購入済みのコンテンツについては今後も引き続きプレイ可能ですが、以下の手順で「機器認証」を行う必要があるとのこと。
【機器認証の手順(公式発表より)】
「ゲーム専用機以外にもPlayStationプラットフォームを広げていこう」という意欲的な試みで、PSPの人気タイトルからのスピンオフ「勇者のくせにこなまいきだ。」や、「ボコスカウォーズ」作者・ラショウさんによる「野犬のロデム」、携帯電話向けアプリの名作を復刻する「アプリアーカイブス」など、ここでしか遊べない作品もありました。同社では「2012年10月のコンテンツ配信開始以来、多くのユーザーの皆様にご愛顧いただきましたことを心から感謝申し上げます」とコメントしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.