京都・祇園で「うどんミュージアム(博物館)」を運営していた一般財団法人うどんミュージアムが2月24日、突如として閉店した。「諸般の事情」として苦渋の選択をしたと説明していたが3月5日、京都地裁に自己破産を申請したことが分かった。負債総額は約8000万円。
全国45種類以上のうどんの展示と食事が楽しめる施設として2012年12月22日にオープン。2014年12月5日には大阪にも「大阪うどんミュージアム」をオープンしていた。大阪も同日閉店している。
当初はメディアなどに取り上げられ話題となったが、各うどんの価格帯が比較的高めで設定されていたことから、徐々に客足が遠のき業績が低迷していた。2015年には「東京うどんミュージアム(仮名)」のオープンも予告されていた。現在、公式サイトでは閉店のお知らせとともにM&A希望者を募集している。
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