鳥取県は3月1日、漫画「名探偵コナン」(週刊少年サンデーで連載中)の名前を冠した「鳥取砂丘コナン空港」を開港した。
「米子鬼太郎空港」に続いて漫画のキャラクター名を冠した空港は鳥取県内で2つ目。昨年11月、作者である青山剛昌さんが同県北栄町出身ということで決定した。
原作のタイトルロゴをそのまま使用した空港としては日本初となる。屋上サインやコナンと蘭の等身大フィギュア、超巨大なトリックアートなど空港全体がコナン一色にリニューアルされた。
式典当日は特別ゲストの江戸川コナンが見守る中、警察音楽隊によるコナンメインテーマの演奏や鳥取県の平井伸治知事などのスピーチ、原作者である青山剛昌先生のビデオメッセージなどが披露。イベント中にはコナンの天敵である怪盗キッドが登場して騒然とする場面もあった。
セレモニーの数日前に、怪盗キッドから「天翔ける翼が目覚める頃 黄金の砂のつぶてを頂きに参上します」との予告状が鳥取空港に届いていたらしい。実はこれ、アニメ劇場版「名探偵コナン 業火の向日葵」の公開を記念した「KID STEAL PROJECT」の一環で、日本全国のさまざまなのものを盗んでいくというもの。その犯行計画の最初に選ばれたようだ。すでに次の予告状も公開されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.