3月14日、JR東日本は「上野東京ライン」開業およびダイヤ改正を行います。常磐線が品川駅まで直通運転となるほか、宇都宮線、高崎線、東海道線の相互直通運転がスタート。東京郊外のJR利用客の利便性が向上されるとともに、都心での混雑緩和などが見込まれていますが、ある問題が指摘され、話題となっていました。
宇都宮線・高崎線の終着駅は、相互直通運転によって、上野から熱海駅など東海道線の駅に伸びる列車が増えます。たとえば、宇都宮駅発の始発列車は、上野駅6時26分着でしたが、ダイヤ改正後は、8時20分に熱海駅着となります。8時20分ともなれば、新幹線で折り返しても確実に仕事は遅刻です。「今日は会社休みます」なんてのんきに連絡して温泉にでも入りたいものですが、そうはいかないのが現実です。
また、高崎線でも上野着の列車が小田原着になったり、東海道線の小田原発東京着の列車が高崎着になるなど、大きな変更となります。
すでにJR各駅では、案内板の修正、行き先の変更についてのアナウンスなど、ダイヤ改正に向けた準備が進んでいます。この3線を利用しているという方は、ダイヤ改正前に時刻表をチェックしておきましょう。
(林健太)
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