JR西日本が、3月13日をもって経営移管される北陸本線と3月14日に開業する北陸新幹線の記念入場券セット「ありがとう北陸本線 記念入場券」「北陸新幹線 開業記念入場券」を発売する。

「ありがとう北陸本線 記念入場券」（イメージ）

　「ありがとう北陸本線 記念入場券」は、金沢・津幡・石動・高岡・小杉・富山・滑川・魚津・黒部・泊・糸魚川の11駅の記念入場券が1組になったもの。入場券は軟券タイプで、11枚すべてに「ありがとう 北陸本線」の言葉が印字される。販売期間は3月1日正午から3月13日までで、2700組を11駅で発売する。価格は1組1540円、金沢・高岡・富山・糸魚川の4駅で各500組、その他の駅で100組ずつ販売する予定だ。

　北陸本線の金沢〜直江津駅間は北陸新幹線開業にともない、3月13日に第三セクター会社であるIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、しなの鉄道に経営移管される。以降JRとしての同線同駅の切符を手に入れる機会は二度とないかもしれない。

「北陸新幹線 開業記念入場券」（イメージ）

　「北陸新幹線 開業記念入場券」は、金沢・新高岡・富山・黒部宇奈月温泉・糸魚川の5駅の記念入場券をそれぞれ大人・小人1枚ずつ、計10枚を1組にしたもの。こちらも軟券タイプで、すべてに「北陸新幹線 開業記念」の文字が入る。販売期間は3月15日正午から6月30日まで、5000組を5駅で1000組ずつ発売する。価格は1組1050円。