音を使ってゲームを操作できるソフト「Audio Pad」。このソフトの発案者であるゲーム実況プレイヤーの倭寇(わこう)さんが、鼻に差したリコーダーでマリオをプレイする動画を投稿しています。どうしてそうなった。
ドレミファソラシドの音程に方向キーや各ボタンが割り当てられており、楽器や歌で音程を入力してゲームを操作できるというもの。これだけでもかなり難易度は高いはずですが、投稿者は「鼻リコーダー」というさらなる縛りプレイに挑戦します。ステージが始まるとノリノリでマリオのBGMを演奏し、なぜか鼻リコーダー力の高さをアピールする投稿者。当たり前ですが曲に合わせてちぐはぐな動きをしたマリオはあっさりと敵にやられてしまいます。そういうゲームじゃねえからこれ! っていうかほんとは鼻で操作するゲームでもないよ!
まともにプレイをしようとすると、ダッシュの際には「ピーッ」という音が鳴り、連打が必要な水中では「ピロピロピロピロピロ」という必死な音が鳴ったりと、ピーピーやかましくてシュールな光景になってしまいます。表情も真剣でかなり高度なプレイを見せているのですが、シリアスになればなるほど見ている側は「なんだこの光景」という気持ちになる諸刃の剣。ただ、ソフトが声にも反応してしまうためプレイヤーは一切喋れないものの、ミスの際に思わず音が裏返ってしまうなどプレイヤー心理は意外に伝わりやすく、コメントでは「鼻で感情を表現する男」「なぜか応援したくなる」などと盛り上がっていました。
(たろちん)
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