米Microsoftが、現実世界にさまざまな情報を重ねて表示できるAR(拡張現実)対応のメガネ型デバイス「HoloLens」を発表しました。空間に浮かび上がるコンテンツをジェスチャー操作でコントロール──「電脳コイル」や「マイノリティ・リポート」のようなSFフィクションの世界そのものです!
HoloLensはWindows 10に関する説明会で披露されたもので、OSとしてWindows 10を搭載。同OSは世界初のホログラフィックコンピューティングプラットフォームになるんだとか。シースルータイプのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に、各種のセンサーやプロセッサを搭載し、PCなどに接続しないでも単体で使えるようになっています。
紹介動画では、3DCGのモデリング、ゲーム、チャットなど、さまざまな用途にHoloLensを活用する様子が映っています。電脳コイルに登場する電脳ペットのような存在も、HoloLensの登場で現実になるかもしれません。なんかワクワクしてきました……! ちなみに、ARメガネの先駆者的存在であるGoogle Glassも、新型モデルを構築中だとか。切磋琢磨して電脳コイル的未来を現実にしていただきたいですね!
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