なにかと運動不足におちいりがちな現代人――ちまたにはエクササイズのためのいろんな施設や家庭用マシンがありますが、「面倒」「つらい」「つまらない」などの理由で運動の継続を断念する人が少なくありません。そんななか、Activetainmentというノルウェーのベンチャー企業が、エクササイズマシンとVR(バーチャルリアリティ)ゲームを融合させた健康器具シリーズ「Ebove」を発表しました。
同社が製品化を目指しているこれらのマシンは、「次世代のエクササイズ体験」を掲げる近未来的なもの。いずれもバーチャルリアリティと健康器具が連動し、室内にいながらエクストリームなゲーム体験などができるのが特徴です。例えば、CES 2015で同社が展示したエアロバイク「ebove B\01」では、バイクをこぐことでダウンヒル競技などが疑似体験できます。
エアロバイクはペダルの回転だけでなく、変速ギアやハンドル、姿勢、ブレーキなども操作が可能。Wi-Fiなどでデジタルガジェットと連携し、タブレット端末を自転車のハンドル部に取り付けてゲームのモニターにしたり、VRヘッドセットのOculus Riftをモニターとして使ったりできます。うおぉ、これ普通にゲームとして楽しそうだな……エクササイズはつらいけどゲームになってれば俺でも続けられそうだ……!
公式サイトではエアロバイク以外にもルームランナーやボートこぎマシンが紹介されています。こういうガジェットが将来普及したら、街のジムがゲーセンみたいになるかもしれませんね……!
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