東京ビッグサイトで開幕した「第1回ウェアラブルEXPO」。メガネ型デバイスや、最先端のセンサー類が注目を集めるなか、Anicallブースでは、同社で飼っているという猫(にゃっさん)とともに2015年3月に発売予定の「つながる迷子札コル」と専用スマホアプリ「anicall」のデモを行っていました。
「つながる迷子札コル」はBluetooth L.E.モジュールを搭載し、ボタン電池1個で約1年動作可能なデバイス。アプリでは、SNS機能や迷子探索機能が利用できます。
ペットの姿が見当たらないというときは、約20〜40mの範囲で自力探索、または同アプリの他ユーザーに迷子状態を通知し、一緒に探してもらうこともできるそうです。価格は3000円前後でAmazonほかネット通販を予定。
さらに2015年中には、ジャイロセンサーを使って行動や感情をモニタリングする機能や、バイタルセンサーを使って呼吸や心拍をセンシングするライフログ機能を利用できるモデルも投入する予定のようです。ウェアラブルデバイスの普及は人間でもまだ手探りですが、ペットの方が先に普及してしまうかもしれませんね。
ちなみに、デモを行っていた「にゃっさん」は、同社に拾われ、飼われた猫だそうです。「つながる迷子札コル」で、安心した猫ライフを送ってもらいたいものです。
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