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 公園や駅前などでよく見かける、4羽の小鳥がくっついた車止め(柵)。この正式名称が「ピコリーノ」であるというツイートが、1日で約7000回リツイートされるなど話題になっています。あの柵ってそんなかわいい名前がついていたの!?

画像画像 実は「ピコリーノ」という名前だったこの柵。街中でよく見かけます

 柵を製造・販売しているサンポールに確認してみると、商品名は確かに「ピコリーノ(小鳥付きアーチ)」。そもそもこのピコリーノは、1981年にサンポールから車止め商品第1号として発売されたロングセラー商品。一般的にも販売されており、安いもので1個5万200円というなかなかのお値段です。

画像 サンポール公式サイトにもしっかり名前が

 しかしなぜピコリーノという名前に? 由来は「とても小さくてかわいらしいもの」という意味のイタリア語「piccolino(ピコリーノ)」。デザインのかわいらしさを表現するためにサンポールの開発者が名づけたそうです。

 柵に小鳥がのっているのは、もともと公園の入口に設置されるのを想定した商品だったため。単なるコの字型だと公園には殺風景だということで、金属造形作家の村中保彦さんにデザインを依頼して今の形になりました。よく小鳥のモチーフはスズメだと言われますが、特に種類は決まっていません。

 ちなみに金型を作り変えるたびにデザインも若干変更しており、現在で3代目になるとのこと。初代・2代とはそれぞれ小鳥の羽の大きさや体の向きが異なり、サンポール担当者いわく「実物を見ればどの代のピコリーノなのかわかる」そうです。奥が深すぎる、ピコリーノ・ワールド。

 街でよく見かけるあの柵もしかるべき理由でちゃんと命名され、いろんな歴史をもっていたのですね。柵を何らかの名前で呼びたくてモヤモヤしていた人は、今後はピコリーノでよろしくどうぞ。


黒木貴啓


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