メルセデス・ベンツがCES 2015で自動運転カーの最新コンセプトモデル「F 015 Luxury in Motion」を披露しました。ドラマ「ナイト・ライダー」に登場する「ナイト2000」のような近未来感を漂わせながら、ベンツらしい高級感も演出されています。
コンセプトカーの特徴の1つは、ラウンジをテーマにした室内空間です。ドライバー側の座席を回転させて後部座席と対面させ、ラウンジのように車内を利用できます。扉は観音開きスタイルで、ラウンジスタイルの車内に乗り込みやすくなっています。ドアの内側にタッチパネル式ディスプレイが埋め込まれていたり、ジェスチャーコントロール機能が備わっていたりと、近未来的な機能が搭載されているのも特徴です。
また車道にレーザーで横断歩道を投影するといった、歩行者に配慮した機能も搭載しています。車両の前後に設けられた特徴的な大型LEDライトモジュールは車外との対話に活用され、自動運転中は青く、手動運転中は白く光ります。このLEDライトの雰囲気が、ナイト2000を思い起こさせますね。
紹介動画には実際にコンセプトカーがラスベガスの街を走行する様子も映っており、周囲からなかなかの注目を集めたもよう。こんな車が走っていたらそりゃ驚きますね。
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