今年も残りわずか。年末年始の休暇を使って少し遠い場所や海外旅行の計画を立てている人もいるかもしれませんね。ヨガインストラクターのなつみ先生に手軽にできるストレッチを教えてもらう本連載、今回のテーマは「移動中に手軽にできるエコノミー症候群予防ストレッチ」です。
エコノミー症候群とは、飛行機や車の中など、狭いスペースで長時間同じ体勢をとっていると、血液の塊ができる疾患です。最悪の場合、死亡してしまうこともあります。先日海外旅行から帰国したばかりというなつみ先生も移動中に実践したエコノミー症候群予防ストレッチ、さっそく教えてもらいましょう。
1. 椅子の上に座り、足を胸の前で抱えます。
2. 隣に人が座っていない場合は、太ももの上に足を乗せ、あぐらをかくポーズで股関節を動かします。
1.ふくらはぎをマッサージします。
1. 足を床につけてつま先立ちを10回します。
1. トイレなどのスペースで、壁から1歩分離れて、壁に両手をつき、90度くらいまで上半身を倒します。手とお尻で、肩、背中、腰を引っ張るようなイメージで5回呼吸をしましょう。
このようなストレッチの他、服はデニムではなく腰回りがゆったりしたものを着用する、適度に水分を取る、少し遠くのトイレに行くなど、機内で体を動かす工夫をしましょう。座席に座ったら動きたくないという気持ちも分かりますが、最初から最後まで楽しい旅行にするために、上記のようなストレッチを心がけてくださいね。
取材協力/ヨガインストラクター なつみ
取材・撮影・文/姫野ケイ
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