Amazon.comで最新となる8世代目の配送センターの様子が動画で公開されました。倉庫内で「Kiba」ロボットが商品を運んだり、ロボットアームが大きな荷物を持ち上げたりと、そのハイテクな設備が確認できます。
最新の配送センターでは、配達の効率化を図るためにあらゆる点をグレードアップしたとのこと。商品が詰め込まれたケースを梱包役へ運ぶKibaロボットは1万5000体以上に増加。地球上で最大級のロボットアーム「Robo‐Stow」も設置し、大量の在庫商品を一度に運べるようにもなりました。さらに、在庫トレーラーの中身をとらえる視覚システムの導入で、これまでは数時間かかっていた荷下ろしと受け取りをわずか30分にできるそうです。
同社のデイブ・クラーク副社長はこの配送センターについて、「Amazonの配送チームは顧客のために、配達の高速化、地域選択の強化、コストの低下を目指して配送センターの革新に専念しています。最新の配送センターの進歩は、従業員に最適な労働環境を与えながらもこれら3つを実現します」と話しています。
また同社は、去年より14パーセント増となる8万人の季節労働者を雇用すると発表。この中から数千人が正規雇用者や通年雇用者になると見込んでいます。
(黒木貴啓)
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