12月9日に発売されるソングカバーアルバム「宇多田ヒカルのうた」の記念企画として、各界の著名なクリエイターが宇多田ヒカルさんの楽曲をイメージした作品をそれぞれ制作した。同アルバムの特設サイトで、作品の第1弾が公開されている。
参加クリエイターは、デザイナーの野村哲也さん(スクウェア・エニックス)や、「くまモン」を手がけたデザイナーの水野学さん(GOOD DESIGN COMPANY)、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」チームなど11組。現在特設サイトで8組の作品が見られ、作品ごとに制作者からのコメントも公開中。
野村さんと宇多田さんといえば、野村さんがディレクターとキャラクターデザインを手がけたゲーム「キングダム ハーツ」シリーズ。宇多田さんが「光」「Passion」などの楽曲を提供した。今回野村さんは宇多田さん本人を描いたイラストを制作し、「こんなに描くのに悩んだのは初めて」「宇多田さんの再稼働を待つ1人として、ダブルミーニングになる内容」といったコメントを寄せている。
宇多田さんは特設サイトで公開されてから今回の企画を初めて知ったもよう。Twitterで作品のラインアップについて「豪華でびっくり。こんなことが私に内緒で進められていたとは。ちょっと感激」と驚きをあらわにした。
企画のきっかけとなったアルバム「宇多田ヒカルのうた」(税別3000円)は、宇多田ヒカルさんのデビュー15周年を記念し、13組の音楽アーティストが宇多田さんの楽曲を1曲ずつカバーした1枚。参加者は井上陽水さん、椎名林檎さん、浜崎あゆみさんなど、こちらも豪華な顔ぶれとなっている。
(黒木貴啓)
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