オリエンタルランドは10月30日、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの今後の開発構想を発表した。
ディズニーランドでは「ファンタジーランドの再開発」をコンセプトに、ファンタジーランドの面積を約2倍に拡張する。現在のファンタジーランドの刷新に加え、拡張エリアに複数の大型アトラクションやレストラン、ショップなどの導入を検討している。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーにおける追加投資額としては過去最大となる予定。
ディズニーシーではロストリバーデルタの南側の拡張用エリアに、複数の大型アトラクションやレストラン、ショップなどで構成される新しいテーマポートの開発を検討している。
ほかにもアトラクション・エンターテイメントの新規導入やリニューアルなどハードの開発、レストランの充実や混雑感の緩和、暑さ・寒さ対策など快適な環境づくりも行っていく。例えば2015年3月1日からは、ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに可動式の舞台などを導入し、ショーを鑑賞できるエリアが拡大する。
同社は今後10年間でテーマパーク事業に5000億円レベルの投資を行うとしている。
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