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 西日本鉄道は10月21日、福岡〜東京を結ぶ夜行高速バス「はかた号」に、個室型シートを採用した新型車両を2台導入すると発表した。

 個室型シート(プレミアムシート)の採用は西日本鉄道では初。座席はカーテンではなくパーティションでしっかりと仕切られており、各座席には専用の空気清浄機も設置した。そのほか本革仕様のシートには、従来のプレミアムシートにはなかった、背面マッサージや電動リクライニング、背面ヒーター、座面送風などの機能を搭載、備え付けのタブレット端末では、インターネットのほか電子書籍などのコンテンツが無料で楽しめるという。


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 座席数は全24席で、プレミアムシートはこのうち車両前方の4席。運賃は大人片道1万7000円〜2万円(時期により異なる)と、ビジネスシートの基本運賃(1万2000円〜1万5000円)に比べ5000円高い設定となっている。

 「はかた号」は1990年に運行を開始した夜行高速バス。2011年に福岡〜埼玉間を結ぶ「Lions Express(ライオンズエクスプレス)」が登場するまでは、路線バスとしては長らく「日本最長」を誇っており、一部では「キング・オブ・深夜バス」とも呼ばれていた。


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