今朝、甲府地方気象台から富士山の初冠雪が観測されました。平年より16日遅く、昨年より3日早い観測です。都心からも雪化粧した富士山を綺麗に見ることができました。
昨日(水)から今朝(木)にかけて、関東や東海では冷たい雨が降りました。北から強い寒気が流れ込んで、高い山では雪が降りました。
甲府地方気象台によると、今朝は富士山周辺の雲が薄くなり、富士山の初冠雪を観測できたとのことです。(※)
今朝の都心は天気が回復し、澄んだ青空が広がっています。都心から富士山は約100キロ離れていますが、綺麗に雪化粧した富士山を望むことができました。
今日(木)は、北海道や東北、北陸は日本海から寒気を伴った気圧の谷が近づくため、大気の状態が不安定になる見込みです。昼頃から次第に雲が多くなり、夕方以降は雨や雷雨となるでしょう。また、あすにかけて寒気が流れ込んできます。北海道だけでなく、東北でも標高の高い所では雪の可能性があります。峠道を運転される方は、冬用タイヤを装備しておいた方が良さそうです。そのほか、関東から九州と沖縄は晴れマークが並んでいますが、日本海側の近畿北部や山陰と、関東甲信ではにわか雨や雷雨の所があるでしょう。
最高気温は全国的に平年並みかやや低い予想。関東から九州は23度前後で、過ごしやすい陽気になりそうです。昨日(水)は季節先取りの肌寒さとなった、関東甲信や東海でも、今日(木)の日中はシャツ一枚で快適に過ごせるでしょう。
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