スチールやステンレスの溶接加工を行う長田工業所(福井県坂井市)が、自社の溶接加工工場を開放して、溶接や金属加工で遊べて学べるテーマパーク「アイアンプラネット」の事業化に向け、クラウドファンディング「zenmono(ゼンモノ)」で支援を呼びかけています。
溶接!? なにそれ楽しそう!
鉄工所の一部を開放し、科学館的な場所に生まれ変わらせようというプロジェクトで、資金調達のあかつきには2015年の4月の正式オープンに向けて動き出すとのこと。
溶接加工工場の1階部分はそのままに、溶接体験やワークショップを一般客向けに常時開催できるようにするスペースを設置。資材置き場だった2階ロフト部分を鉄の科学館のような場所に作り替えるんだそうです。壁面には鉄製のピタゴラスイッチ的なものや楽器、磁石オセロなどオリジナル体験玩具で遊ぶことができます。
工場で働く職人の作業を見学でき、溶接の光や音やにおいを体験。溶接体験教室などが開かれ、来場者が保護溶接面や防炎着をつけ、鉄板を切断したり溶接したりと……なんだかわくわくするじゃないですか!
ほかにも体験アトラクションとして、ネームプレート製作や鉄の端材を自由に切って、溶接で積み上げていく「溶接サグラダ・ファミリア」、鉄コマ大会などやっていきたいそうです。
ちなみに支援額によってワークショップへの招待、スペースの貸し出しや溶接機・プラズマ溶断機の訓練付きのプレゼントなど用意しています。無事資金を達成し、オープンできるといいですね。とりあえず設備は自前で製作できるのは強みでしょう。
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