今回の東京ゲームショウではおなじみのVR(バーチャルリアリティ)ゴーグル「Oculus Rift」をはじめとするVR関連機器がそこかしこでお披露目されていた。
Samsungのスマートフォン「Galaxy」にOculusの技術を導入したのが「GearVR」。GALAXYをディスプレイとして使う、簡易的なVRゴーグルだ。ゲームエンジン「Unity」のキャラ・UnityちゃんのCandy Rock Starライブステージが楽しめるデモを披露していた。
このデモはOculus VRの天才エンジニア、ジョン・カーマック氏がGearVRに組み込んだもの。通常のデモはPC側でOculusの姿勢センサーに応じたシーンを生成してOculus Riftに表示しているが、GearVRのデモはスマートフォンの限られた性能を限界まで引き出すことで実現した。
Oculus Rift体験はOculus VRブースのほかにも電撃オンラインブースでもできるが、衆人環視の下なので覚悟しておこう。
CyberithブースではVirtualizerも体験できる。歩行器のような形状で、腰の部分をハーネスでセンサーと結合し、すり足で歩くことで仮想空間内を歩き回ることができる。現在はクラウドファンディングの出資者に向けて順次出荷を開始したところで、一般の製品としての出荷は来年夏ごろから開始されるとのことだ。
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