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 フェリーの日本最長航路である貨客船「クルーズフェリー飛龍21」沖縄〜東京航路を、12月7日から休止するとマルエーフェリーが発表した。同航路を続けると、基幹航路である鹿児島航路の維持・存続を脅かし、企業の経営環境を悪化させることになるためだという。

画像 マルエーフェリー公式サイト

 同航路は1973年6月から貨客船「新さくら丸」(旅客定員1288人)を使用して開設。鹿児島県の奄美大島・志布志市にも寄港し、本州・南九州・奄美群島・沖縄間の物資や人々の交流に一役を担ってきた。現在は定員92人の「飛龍21」が運航され、総距離1743キロは日本最長。ねとらぼでも乗船リポートを今年8月に掲載した。

 休止の原因には、離島への航空路線の新規参入やLCC(格安航空会社)の低価格運賃による乗船客の激減がある。マルエーフェリーとしては将来的に旅客需要の拡大が見込めないこと、燃料油が高値で安定しているため航路収支を圧迫していること、片荷航路の解消を図らなければならないことなどを考慮し、航路の見直しを含めた抜本的な対策として今回の決定を下したとしている。

画像画像 今年5月撮影時の「飛龍21」。ありがとう、12月までよろしくね

 休止後は、貨物輸送については12月13日より内航RoRo船(ローローせん、大型車両が自走して乗り込める輸送船)「琉球エキスプレス2」が東京〜志布志〜沖縄間に就航。旅客フェリーについては阪神(神戸・大阪)〜奄美群島〜沖縄航路と鹿児島〜奄美群島〜沖縄航路が引き続き運航される。

 また現在日本で同航路の次に長い航路は、日本長距離フェリー協会に登録されたフェリーの中では、太平洋フェリーが運航する苫小牧(北海道)〜仙台(宮城)〜名古屋(愛知)航路の1330キロとなる。


黒木貴啓


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