音楽グループ・AAAの伊藤千晃さんの声をベースにしたVOCALOID3専用ライブラリ「VOCALOID3 Library Chika」を、10月16日にインターネットが発売する。
「Library Chika」は低音から高音までの幅広い音域をもつ伊藤さんの声をもとにした歌声のプログラムを、ヤマハのVOCALOID3に組み込むライブラリだ。これまでに比べ約2倍の音素も収録していて、よりリアルで自然な歌唱づくりが行える。またVOCALOID3用のトライフォン音素(母音‐子音‐母音のつながりを滑らかにする、従来より長い音素)を追加した。
音質もVOCALOID3 Editor新合成エンジンの特長を生かした高いもの。同梱の「Tiny VOCALOID3 Editor」や別売り「VOCALOID3 Editor」などでメロディ(旋律)と歌詞を入力すれば、あらゆるジャンルにあわせた歌声が作成できる。収録言語は日本語、推奨音域はF2〜D5、推奨テンポは60〜175BPM。
価格はパッケージ版が1万1664円(税込)、ダウンロード版が9331円(税込)。どちらも購入特典としてミックス専用ソフト「OPUS Express for Windows」とVSTエフェクトプラグイン「FormantShift VST(Windows 版)」が無料ダウンロードできる。また初回出荷版には特典としてパッケージのキャラクターイラストをあしらった紙ケース付のあぶらとり紙が2種類ついてくる。商品の詳細はこちら。
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