スクウェア・エニックスは9月9日、ニンテンドー3DS版「ドラゴンクエストX」でゲームをプレイしづらい状態が起きたため、再出荷を一時停止していると明らかにした。
原因を調査し対策を実施した結果、ゲームがプレイできない状況は改善傾向にあるが、ピークタイム(午後7〜午前0時ごろ)の混雑状況によってはログインしづらい状態が続いているという。引き続き対策を行うとしている。
ニンテンドー3DS版はWii版などとは異なり、クラウドサーバーを利用したサーバー構成。9月4日の発売後、週末を待たずにほぼ完売した結果、クラウドサ―バーが高負荷状態になりプレイしづらい状態になっていた。この問題はWii版、Wii U版、Windows版、dゲーム版には影響しない。
現在はすでに購入しているプレイヤーを優先するため、ニンテンドー3DS版ソフトの再出荷を一時的に停止しいる。ただしある程度状況が見えてきたため、11日には少数ながら出荷を再開する予定としている。当面は入手しづらい状態が続く見通し。
ピークタイムでも正常にログインできる状態になるまでに利用券を登録したプレイヤーには、利用券の期間が終了した後に無料で利用できる期間を設ける予定。
また幾つかのクラウドサーバーで音飛びが多く発生する問題も判明していたが、9月8日のメンテナンスなどによっておおむね解消できたとしている。文字が読みづらいという指摘が寄せられていることについては、できる限り視認性を改善できる対策を実施するとしている。
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