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 9日は満月で、さらに月と地球の距離が近い「スーパームーン」です。今夜の天気は西日本を中心に晴れる予想。「中秋の名月」だけでなく、様々な秋の月を楽しんでみては。

 昨日8日は「中秋の名月」でしたね。台風14号が日本の南を進んだため、関東などではお月見にはあいにくの天気でしたが、秋の月は、まだまだいろんな表情を見せてくれます。

 まず、9日は「満月」。今年は、「中秋の名月」と「満月」が1日ずれています。というのは「中秋の名月」と「満月」の決め方が違うから。「中秋の名月」は、新月を含む日から数えて15日目ですが、「満月」は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間。なので、「中秋の名月」イコール「満月」ではなく、今年のように、ずれることもあるのです。

 さらに、地球の周りをまわる月は、楕円の軌道を描いているので、月と地球とでは、距離が離れたり近づいたりします。月が地球に近い頃に「満月」の状態になると、いわゆる「スーパームーン」と呼ばれるのです。

 「スーパームーン」と言いますと、いつもの満月よりも近い所にあるぶん、大きく見えそうですよね。ただ、人間の目では、近くなったぶんの大きさの違いは、ほとんど分からないということです。でも、昇ったばかりで低い所にある月は、人間の目には、大きく見える効果があります。

 きょう9日は、月の出の時間は、札幌は17時51分、東京は17時56分、大阪は18時14分、福岡は18時34分。今夜の天気は、西日本ほどお月見日和ですが、昨夜は雲が多かった東日本も、雲の間から月が見える可能性がありますので、ぜひ、空を見上げてみてはいかがでしょうか。

「中秋の名月」や「スーパームーン」だけじゃない

 秋の月の楽しみは、「中秋の名月」や「スーパームーン」だけではありません。昔から、日本では十五夜の後も、月を楽しんできました。

 「十六夜」の月は「いざよい」と呼ばれます。これは十五夜よりも遅く出る月なので、ためらいながら出る、つまり、いざよいながら出るということからついた名前です。

 「十七夜」の月は「立待月(たちまちづき)」、「十八夜」の月は「居待月(いまちづき)」、「十九夜」の月は「臥待月(ふしまちづき)」と、呼ばれてきました。日を追うごとに、月のでる時間が遅くなるので、「立って待つ」「居て待つ」「臥して待つ」と、待つ方法も変わってきたのですね。

 実際、東京の月の出の時刻は、10日は18時36分、11日は19時17分、12日は19時58分と日に日に、30分くらい遅くなっているのです。

 では、あす10日以降、月が見られるかどうか、10日の予報を見てみますと……

 10日は、北海道や東北北部は曇りや雨。東北南部から中国、四国は晴れますが、午後は、9日よりも大気の状態が不安定になるでしょう。傘マークのない所でも、にわか雨や雷雨がありそうです。

 九州や沖縄では、「十七夜」の「立待月(たちまちづき」を楽しめそうです。

 では、関東でキレイな月が見られるのは、いつになるかと言いますと……

 東京は、11日も曇りや雨でしょう。12日以降は、晴れ間のでる日が続きますので、「十九夜」の「臥待月(ふしまちづき)」頃からは、関東でもキレイな月を楽しめそうですね。

 以上、満月の別名である「望月」がお伝えしました。

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